分離した心、すなわち分割された心は、混乱せざるを得ない。 それは、自らが何なのかについて、必然的に確信が欠けている。 それ自身と一致していないので、葛藤せざるを得ない。 これにより、その数々の側面が互いに見知らぬ存在となる。 そしてこれが、恐れに陥りやすい状態の本質であり、その状態においては、いつでも攻撃が起こり得る。 あなたが自分を知覚するときに恐れを感じるのも、もっともなことである。 だからこそあなたは、自分で自分を創造しなかったし、できなかったと悟るまでは、恐れから逃れられないのである。 あなたの誤った知覚を、真実にすることは決してできない。 そして、あなたが創造されたという事実は、あなた自身による誤りを超越したものである。 だからこそ、あなたはいずれ必ず分離を癒すことを選ぶことになるのである。
奇跡講座テキスト 第3章 四 誤りと自我 3. /2