自我とは、分離後の自己(自分の実相を誤認したことにより生じる偽りの自己)における(真理に対して)疑問を抱く側面であり、それは創造されたもの(神の被造物)ではなく、(あなたによって)作り出されたものである。 そうした心は、混乱している

 自我とは、分離後の自己における疑問を抱く側面であり、それは創造されたものではなく、作り出されたものである。 自我には質問する能力はあるが、意味のある答えを知覚する能力はない。 なぜなら、意味のある答えは智識に関わるものであり、知覚し得ないものだからである。 したがって、そうした心は、混乱している。 というのも、一なる心の状態のみが混乱とは無縁でいられるからである。

 

奇跡講座テキスト 第3章  四 誤りと自我  3. /1