「心を一つにせよ」という指示は、啓示を受ける準備を整えるための言葉である。 「わが記念として、これを行なえ」という私の要請は、奇跡を行う者たちに協力を求める懇願である。 これら二つの言葉は、同じレベルの現実に属してはいない。 「記念する」とは現在において過去を思い出すことであるから、後者のみが時間についての自覚を含んでいる。 時間は私の管理下にあるが、超時性は神に属する。 時間の中では、私たちは互いのために、互いと共に存在する。 超時性の中では、私たちは神と共存する。
奇跡講座テキスト 第2章 五 奇跡を行う者の機能 A 奇跡を行う者たちの特別の原則 17. (7)