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自分が傷つきやすく弱いものだという感覚をもっている間は、あなたは奇跡(すなわち赦し)を行おうとすべきではない

 魔術とは心が伴わない心の使用、つまり、心の誤創造的使用である。 薬物は、いわば「呪文」の諸形態である。 しかし、もしあなたが心を使って癒すことを恐れているなら、それを試みるべきではない。 あなたが恐れているというそのことにより、あなたの心は誤創造に陥りやすくなる。 したがってあなたは、起こり得る癒しを誤解しやすくなり、さらには、自己中心性と恐れは普通は一緒に生じるため、あなたが癒しの真のを受け入れられないかもしれない。 このような状況下では、一時的に物理的な癒しの手段に頼るほうがあなたにとって安全である。 なぜなら、あなたがそれらの手段を自分で創造したものだと誤って知覚することはあり得ないからである。 自分が傷つきやすく弱いものだという感覚をもっている間は、あなたは奇跡を行おうとすべきではない。

 

奇跡講座テキスト 第2章  五 奇跡を行う者の機能  2.