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心のみが創造(真の創造/神の想念の延長)できるということ、そして(自我の)訂正は、思考のレベルに属するということを覚えておくことが肝心である

このように認識することのほうが、いかなる形のレベルの混同よりも、はるかに良い保護の手段となる。 なぜなら、それが誤りの起ったレベルにおいて訂正を導入するからである。 心のみが創造できるということ、そして訂正は思考のレベルに属するということを覚えておくことが肝心である。 すでに述べたことを敷衍ふえんすれば、霊はすでに完全であり、したがって訂正を必要としない。 肉体は心が学習するための手段としてしか存在しない。 この学習手段はそれ自体では誤りに陥るものではない。 なぜなら、明らかなことは、心が自らの誤った創造を断念するように仕向けることが、創造能力の真に意義ある唯一の用い方だということになる。

 

奇跡講座テキスト 第2章  五 奇跡を行う者の機能  1. /2