贖罪の価値は、それが表現される様態にあるのではない。 実際、それが真実に用いられるなら、必然的に、受け手にとって最も助けになるどんな方法ででも表現される。 このことが意味しているのは、最大の効果をあげるには、奇跡は受け手が恐れをもたずに理解できる言語で表現されなければならない、ということである。 これは必ずしも、これがその人にとって可能な最高のレベルのコミュニケーションだという意味ではない。 ただし、今のその人にとって可能な最高レベルのコミュニケーションだという意味ではある。 奇跡の目的のすべてが、コミュニケーションのレベルを高めることにある。 恐れを増大させて、それを低めることではない。
奇跡講座テキスト 第2章 四 恐れからの解放としての癒し 5.