これらの相互に関連した歪曲は、「恐れへの迂回」とも呼べる分離において実際に起こったことの概要を表している。 こうしたことは、分離以前にはまったく存在しておらず、実際には今も存在していない。 神が創造したものはすべて、神と同質である。 神によって為される延長は、父なる神の子供たちが父から受け継いでいる内なる光の放出にも似ている。 その真の源は内的なものである。 これは父について真実であるのと同じく、子についても真実である。 この意味において、被造物には、神による子の創造と、心が癒されたときに子が創造する被造物との両方が含まれる。 これには、神から子への自由意志の賦与が必要である。 なぜなら、愛ある創造はすべて、自由にひとつながりに行われ、その中ではそのすべての側面が同じレベルに属しているからである。
奇跡講座テキスト 第2章 一 分離の起源 2.