奇跡を無差別に行えるのは私だけであるが、それは私が贖罪そのものだからである。 あなたには贖罪における役割があり、それをこれから私が指示していく。 どの奇跡を行うべきかを、私に尋ねなさい。 それによりあなたは直接の親交のもとに行動するので、不要な努力をしなくてすむことになる。 奇跡がもつ非個人的性質は不可欠な要素である。 なぜなら、それにより私はその適用について指示できるようになり、私の導きのもとで奇跡が啓示というきわめて個人的な体験に至るからである。 導き手は指示を与えても制御はせず、従うかどうかはあなたに任せておく。 「われらを試みに会わせず」とは、「自らの誤りを認めなさい。 そして、私の導きに従うことによって、誤りを捨て去ることを選びなさい」という意味である。
奇跡講座テキスト 第１章 三 贖罪と奇跡 4.