序文においては以下の通り、「ワークブック」の実用性が強調され、最初から霊的な目標に専心することよりも、実践による体験を重視している。
この「ワークブック」が提示する概念の中には、信じがたいものや、驚愕させられるようなものがあるかもしれない。 そうしたことは問題ではない。 あなたはただ、指示される通りに、その概念を適用するだけでよい。 それらの是非を判断することはまったく求められていない。 ただそれらを使うよう求められている。 使うことにより、それらがあなたにとって意味のあるものとなり、真実であることが示されるだろう。
ただ次のことだけを覚えていなさい。 あなたはこれらの概念を信じる必要もなければ、受け入れる必要もなく、歓迎する必要さえもない。 あなたが断固として抵抗するような概念もあるかもしれない。 こうしたことは一切、何の問題にもならないし、その効力を減じることもない。 しかし、「ワークブック」に含まれている概念を適用する際に例外を設けてかまわないと思ってはならない。 そうした概念にあなたがどう反応しようとも、とにかくそれらを使用することである。 それ以上のことは何も要求されていない。
(「ワークブック」序文より)
奇跡講座テキスト 『奇跡講座』まえがき ◆◆◆構成 (P.18)