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キリストはこの世界をどう見ているのか

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 赦しの実践とその支援を行っているKENと申します。

 今回、「オンライン学習コース」に新教材『実践解説』が追加されます。

 

 奇跡講座はコース独自の意味をもつ用語が繰り返し使用されており、それらの象徴的意味が理解できないままに実践することはできません。

 

 

 奇跡講座の教えを理解し赦しの実践を実際に機能させてきている者として奇跡講座の教えはどのように解釈すればいいのか、今の私たちが理解している言葉を使って伝えるとしたらどのようになるのか、実際に赦しを行う視点に立って、数多くの教えのうちどの教えに絞って解説すべきなのか、実際に実践してきた観点からそれらを『実践解説』として新たに学習教材に追加しました。

  

 

「奇跡を行う者たちの特別の原則」に準拠

 今回の新しく追加された学習教材の内容は、テキスト第2章の「奇跡を行う者たちの特別の原則」に準拠しています。

 

 以下にその部分を引用します。

 

 

【奇跡を行う者たちの特別の原則】

 テキスト 第2章 「奇跡を行う者たちの特別の原則(1) ~ (8)」より

 

 

(1) 奇跡は低い次元の心配の必要をなくする。 それは定型からはみ出た時間枠なので、そこには時間と空間についての通常の配慮は当てはまらない。 あなたが奇跡を行うとき、それに適合するように私が時間と空間の両方を調整する

 

(2) 創造されたものと作り出されたものとの間の明確な区別が不可欠である。 あらゆる形の癒しは、レベルの知覚におけるこの根本的な訂正に依拠している

 

(3) 正しい心の状態と間違った心の状態を、決して混同してはならない。 いかなる形態の誤りに対しても、癒したいという欲求以外をもって応じることは、この混同の表れである

 

(4) 奇跡とは常にこうした誤りの否定であり、真理の肯定である。 正しい心の状態のみが、真に効果のある形で訂正を行い得る。 実用的見地から言えば、真の結果をもたらさないものは真に存在していないことになる。 だからその結果は空虚である。 実質的な内容をもたないため、それはたやすく投影される

 

(5) 奇跡がもつレベル調整の力が、癒しのための正しい知覚を誘発する。 これが起こるまでは、癒しは理解されることはない。 赦しは、訂正を伴わない限り、空虚なしぐさにすぎない。 それがなければ、本質的に、それは癒しをもたらすどころか、裁くものとなる

 

(6) 奇跡志向の赦しとは、訂正に他ならない。 それには裁きの要素はまったくない。 「よ、彼らを赦し給え。 彼ら、その為すところを知らざればなり」とは、彼らが何をしているかについては、何ら評価してはいない。 それは彼らの心を癒してほしいというへの懇願である。 その誤りの結果については何も言及していない。 それは問題にならない

 

(7) 「心を一つにせよ」という指示は、啓示を受ける準備を整えるための言葉である。 「わが記念として、これを行なえ」という私の要請は、奇跡を行う者たちに協力を求める懇願である。 これら二つの言葉は、同じレベルの現実に属してはいない。 「記念する」とは現在において過去を思い出すことであるから、後者のみが時間についての自覚を含んでいる。 時間は私の管理下にあるが、超時性はに属する。 時間の中では、私たちは互いのために、互いと共に存在する。 超時性の中では、私たちはと共存する

 

(8) 助けが求められている状況において、次のように考えるならば、あなた自身の癒しのため、また他の人々の癒しのために、あなたは多くを行うことができる。

 

 私は、真に助けとなるためだけにここに居る。

 私は自分を遣わした聖霊の代理としてここに居る。

 何を語り、何を為すべきかを、案ずる必要はない。 私を遣わした聖霊が私を導くからである。

 聖霊が私と共に行くと知っているので、私はどこであろうと聖霊が望むところに居ることに満足する。

 聖霊に癒すことを教えてもらうなら、私は癒されるだろう

 

 

 奇跡講座テキスト 第2章  五 奇跡を行う者の機能   A 奇跡を行う者たちの特別の原則 (1) ~ (8) 中央アート出版社 より

 

 

 

 

 これらの原則に沿いながら実践する上で重要な部分を新教材で提供しています。

 

 今回引用した原則自体の解説についてはここではしませんが、個別解説を希望される方はサポートクラス内で受けることができます。

 

 以下に新教材の概要を挙げていきます。

 

 

【オンライン学習教材『実践解説』概要】

キリストはこの世界をどう見ているのか

キリストの視点とは

私たちは赦すために自分をどのように見ればいいのか

赦すために他者をどのように見ればいいのか

目の前の気に入らない相手についてはどのように見ればいいのか

あるがままに見るとは

ジャッジ(裁き)しないとは

聖霊とのパイプをある程度回復させておく必要がある

聖霊とのパイプラインの復旧方法とは

「世界を変えるな」変わりたいのに変えないの?

変わっていくのを変わらないようにするの?

私たちは常に自我で生きているのか

心がネガティブに反応するときは何を意味するのか

ジャッジは攻撃

救いの秘密

自分を赦すだけなのになぜ他者を赦す必要があるのか

赦しの夢とは

世界がどのように見れるようになれば「赦しのカリキュラム」は終わるのか

結局、赦しとはどうすることなのか

 

 

 今回発表する新教材を読むことで誰でも実践できるようになると思います。

 少なくとも実践にあたっての準備は可能になります。

 

 この教材は「オンライン学習コース」受講生へ先行リリースされます。

 これまで通り同じパスワードで閲覧可能です。 

 

 

 

 もちろんサポートクラス内でもフォローアップしています。

 

 この新教材に書かれている内容を受け入れることができ、赦す準備ができましたら、次の「幻想直視コース」のセッションをお受けいただくことができます。

 

 

 

  幻想直視の具体的なやり方はそれぞれ個別の事案にしっかりと向き合うことを通して理解していく必要がありますので、セッション形式になります。

 

 幻想直視を行うためにも、今回新たに追加された教材を学習することでその準備をお願いしたいと思います。