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前回のつづき。
結局のところ、自分がこの世界を作っているのをはっきりと見て取れないと赦しは出来ないということになる。
- 自分のどの信念がこの気に入らない出来事を作り出しているのか
- どの信念がこんな世界を呼び出したのか
- この嫌な人間関係を引き寄せてしまっているのか
この出来事と信念との相関関係がはっきり見出せないかぎり、赦しは出来ない。
だからこそ「奇跡」、つまり誤った信念の訂正をするためにまずは幻想直視によって自分が望んでこの嫌な世界を作っていることを認識する必要がある。
概念の理解)「この嫌な出来事は自分が作り出している」
あなたに見えている世界は、あなた自身がそこに与えたものであり、それ以上のものではない。 (中略) それはあなたの心の状態を証しするものであり、内的状況の外的映像である。 人はその心に思うごとく知覚する。
奇跡講座テキスト 第21章 序 1. より
何であれ自分に起こることは外的要因によって生じると信じている限り、あなたは時間をそのように知覚することはできない。
奇跡講座テキスト 第10章 序 1. より
その世界は、その作り主の心の中だけにあり、彼の真の救済もその中にある。 その世界があなたの外にあると信じてはならない。
奇跡講座テキスト 第12章 三 実相に思いを投入する 9. より
だから、世界を変えようとするのはやめなさい。 そうではなく、世界についてのあなたの心を変えることを選びなさい。
奇跡講座テキスト 第21章 序 1. より
実践1)ネガティブな感情から訂正すべき信念の存在を認識
罪悪感は、あなたの思考が不自然であることの確かなしるしである。 不自然な思考とは罪への信念であるから、それには常に罪悪感がつきまとう。
奇跡講座テキスト 第5章 五 自我による罪悪の使用 4. より
実践2)「自分が望んでこの嫌な世界を作っている」ことを徹底的に幻想直視することにより認識
あなた自身は自分が望んでいないものを投影していると思っているときでも、その理由は、あなたが確かにそれを望んでいるからである。
奇跡講座テキスト 第12章 七 内側を見る 7. より
救いの秘密は、「あなたは自分で自分にこれを行っている」ということだけである。 攻撃の形の如何に関わらず、依然としてこれが真実である。 敵や攻撃の役割を誰が担っていようと、依然としてこれが真実である。 何があなたが感じている苦痛や苦しみの原因に見えようと、依然としてこれが真実である。
奇跡講座テキスト 第27章 八 夢の「主人公」 10. より
前提)これは「真に知りたい」かどうかの意欲の問題
心は、知ろうと意志するときにのみ、その正しい機能に戻る。 これが心を霊に仕える位置に置き、そこで知覚は変化する。
奇跡講座テキスト 第3章 四 誤りと自我 5. より
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