実相は、あなたが設定したルールではなく、神の法則に従う。 あなたの安全を保証するのは神の法則である。 あなたが信じている自分自身についての幻想はどれも、いかなる法則にも従わない。 幻想は、あなたがそれらに定めたルールに従って少しの間は踊り続けるかに見える。 しかし、その後、それらは崩れ落ち、再び立ち上がることはできない。 私の幼子よ、それらは単なる玩具にすぎないのだから、それらのために嘆き悲しむことはない。 幻想の舞踏があなたに喜びをもたらしたことは一度もない。 しかし、幻想はあなたを怯えさせるものであったことはなく、たとえあなたのルールに従ったとしても、あなたに安全をもたらすようなものではなかった。 幻想は大切にされたり、攻撃されたりすべきものではなく、それ自体には一つも意味のない単なる子供の玩具と見なされるべきものである。 幻想の中に一つでも意味を見れば、あなたはすべての幻想を見ることになる。 幻想の中に何の意味も見なければ、幻想があなたに触れることはできない。
奇跡講座テキスト 第３０章 四 幻想の背後にある真理 4.