時間以外に失われるものはなく、最終的には時間に意味はない。 なぜなら、それは永遠の前の小さな妨げにすぎず、この世界の真の教師にとってはまったく無意味なものだからである。 だが、あなたは明らかに時間を信じているのだから、学びが達成できる最高のゴールに到達するために時間を使えるというときに、どこにも行かずにそれを無駄に費やすべき理由があるだろうか。 天国の門に至る道は険しいなどと考えてはいけない。 あなたが確かな目的と固い決意と幸福な自信を抱き、兄弟の手を取り、天国の歌に歩調を合わせて取り組むことであれば、難しすぎて実行できないことは一つもない。 しかし、無に至るだけの目的のない道を、ひとりで惨めにさまようのは、確かに困難なことである。
奇跡講座テキスト 第２６章 五 小さな妨げ 2.