そして彼らが埋葬しようとしている死装束をまとった肉体とは何なのだろうか。 それは、彼らが死に捧げた肉体、腐敗の象徴、罪への生贄、罪を生かし続けるための糧として罪に差し出されているものであり、その作り主により咎められ、呪われているもの、そしてそれを自分自身として見つめる会葬者たち全員から嘆かれるものである。 自分が神の子にこのような運命を与えたと信じているあなたこそ、傲慢である。 しかし、彼を解放しようとするあなたは、彼の創造主の意志を尊んでいる。 罪という傲慢、罪悪という誇り、分離を埋葬する墓所、このすべては、あなたに自覚されていない死への献身の一部である。 あなたが肉体の上に置いた罪悪の華やかさが、肉体を殺すことになる。 なぜなら、自我は自分が愛しているものを、それが服従するがゆえに殺すからである。 しかし自我に従わないものを、自我は殺すことはできない。
奇跡講座テキスト 第１９章 四 平安への障害 Ｃ. 第三の障害 ― 死の魅力 ⅰ. 腐敗しない肉体 4.