私は神のメッセージを欺瞞と共に伝えることはしない。 そしてあなたも、常に自分が受け入れる分だけ受け取るということを学ぶにつれて、そのことを学ぶだろう。 あなたは神の声を聞いたのだから、今、すべての者たちのために平安を受け入れ、あらゆる幻想からの完全な解放を彼らに差し出すことができる。 しかし、この神のほかに何ものをも神としてはならない。 さもなければ、あなたは聞くことができなくなる。 神は、あなたが作り出す神々を妬んではいないが、あなたは妬んでいる。 あなたはその神々を保ち、それらに仕えようとする。 その神々が自分を作り出したと、あなたが信じているからである。 あなたはその神々が自分の父だと思っている。 なぜなら、あなたは自分で神の代わりとしてその神々を作り出したという恐ろしい事実を、その神々に投影しているからである。 だが、その神々があなたに語りかけているかに思えるときには、いかなるものも神の代わりとなり得ないことを思い出しなさい。 何であれあなたが神の代替にしようとしたものは、無に他ならない。
奇跡講座テキスト 第１０章 三 病気の神 8.