あなたは、神の上級裁判所が自分に有罪判決を下すだろうと、恐れる必要はない。 それはただ、あなたに対する訴訟を却下するだけである。 神の子供に対する訴訟などあり得ない。 そして、神の被造物たちの有罪性を立証しようとする証言はいずれも、神ご自身に対して偽証している。 あなたが信じていることのすべてを、神ご自身の上級裁判所に喜んで上訴しなさい。 なぜなら、それは神を代弁し、したがって、真理を語るからである。 あなたがどんなに入念に準備をしたとしても、あなたに対する訴訟は上級裁判所が却下するだろう。 その訴えは万全であるかもしれないが、神をごまかせるようなものではない。 聖霊はそれに耳を貸さない。 なぜなら、聖霊は真に証しすることしかできないからである。 聖霊の判決はいつでも、「神の国は汝ものなればなり」である。 なぜなら、聖霊は、あなたが何であるかをあなたに思い出させるために、あなたに与えられたからである。
奇跡講座テキスト 第5章 六 時間と永遠 10.