非理性的な想念とは無秩序な想念である。 あなたの想念は神によって創造されたので、神ご自身があなたの想念に秩序を与えている。 罪悪感というものは常に、あなたがこのことを知らないというしるしである。 それはまた、あなたが神から離れて考えることができると信じ、そうしたいと思っていることも示している。 無秩序な想念の一つひとつは、その発端において罪悪感に伴われ、その存続においても罪悪感により支えられている。 自分で自分の想念に秩序を与えていると信じ、したがってそれらの想念が支持することに従わなければならないと信じている者たちは、罪悪感を免れることはできない。 これにより、彼らは自分の誤りに責任を感じることになるのだが、この責任を受け入れることによって自分が無責任に反応しているのだということは認識していない。
奇跡講座テキスト 第５章 五 自我による罪悪の使用 7. /1